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クラコフ名称産科・婦人科・新生児科学センターと「乳児の胆道閉鎖症に対する腹腔鏡下葛西手術」についてテレカンファレンスを実施

国際医療戦略研究推進センター

   昨年度に引き続き,本学が採択されている厚生労働省の「日露医療協力推進事業小児周産期分野(小児内視鏡)」事業により,9月30日(水)本学とクラコフ名称産科・婦人科・新生児科学センター(以下「クラコフセンター」)との間で,第1回目のテレカンファレンスを実施しました。今年度は新型コロナウイルス感染症拡大の影響により,当面はテレカンファレンスを継続的に実施していく予定としており,今回が第1回目の実施となりました。

 日本側からの参加者は北野学長をはじめ、家入里志鹿児島大学教授,大野康治大分こども病院副院長、内田広夫名古屋大学教授,山高篤行順天堂大学教授,渡辺 稔彦東海大学教授、尾藤 祐子神戸大学准教授、小川雄大大分大学医員が参加し,ロシア側からはクラコフセンターのヤロツカヤ・エカテリーナ国際協力部長,デグチャレフ・アンナ小児科部長,アンドレイ・パーニン新生児外科医師らが参加しました。

 北野学長からの開会の挨拶にはじまり,今回は,乳児の胆道閉鎖症に対する腹腔鏡下葛西手術をテーマに、内田広夫教授,デグチャレフ・アンナ小児科部長による症例が報告されました。また,症例報告後には山高篤行教授よりロシアの症例に対する質問があり,議論が行われました。

 

 

  名古屋大学内田教授の症例報告

 

  

  ディスカッションを行う北野学長

 

    

  テレカンファレンスの様子

 

      

  集合写真