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クラコフ名称産科・婦人科・新生児科科学センターと「腹腔鏡下総胆管拡張症手術」について第3回テレカンファレンスを実施

国際医療戦略研究推進センター

本学が採択されている厚生労働省の「日露医療協力推進事業小児周産期分野(小児内視鏡)」事業により2月4日(木)本学とクラコフ名称産科・婦人科・新生児科科学センター(以下「クラコフセンター」)との間で,テレカンファレンスを実施しました。9月30日(水),11月19(木)に実施した第1回,第2回に引き続き,3回目となります。

日本側からの参加者は北野学長をはじめ、家入里志鹿児島大学教授,大野康治大分こども病院副院長、内田広夫名古屋大学教授,山高篤行順天堂大学教授,渡辺 稔彦東海大学教授、尾藤 祐子神戸大学准教授、小川雄大大分大学医員が参加し,ロシア側からはクラコフセンターのゲンナジー・スヒフセンター長,ポドゥロフスカヤ・ユリア新生児外科部長,ヤロツカヤ・エカテリーナ国際協力部長,ドロフィエワ・エレーナ新生児外科臨床部長,アンドレイ・パーニン新生児外科医師らが参加しました。また,厚生労働省医政局総務課課長補佐 中山陽輔様と石川史明様も参加しました。さらに今回は,本事業をロシア,日本ともに幅広く展開してくため,ロシアならびに日本各地の関係機関の医師,約60名に参加いただきました。

今回は,腹腔鏡下総胆管拡張症手術をテーマとして,術前・術後管理および術中の手術手技について議論を行いました。北野学長とスヒフセンター長の開会の挨拶の後,第1部では家入里志教授の司会により尾藤祐子准教授,渡辺稔彦教授,ドロフィエワ・エレーナ新生児外科臨床部長,内田広夫教授,山高篤行教授による報告及び意見交換が行われました。第2部では山高篤行教授の司会によりロシアでの症例提示及び意見交換を行い,全体を通して活発な議論が行われました。

 

  集合写真

 

  エレーナ新生児外科臨床部長の発表

 

  山高教授の発表

 

  ディスカッションの様子