ABOUT国際教育研究推進機構について

組織概要

国際教育研究推進機構は、平成30 年4 月1 日に設置され、本学が得意とする国際的に評価の高い医学・医療領域におけるネットワークと、培ってきた研究力・医療技術をさらに広く海外に展開していくため、機構内に、国際教育推進センター及び国際医療戦略研究推進センターを置き、国際的な学術連携支援・人材育成や地域国際化などを大学として行う。

特に、アジア諸国を中心とする交流の拡大と消化器内視鏡人材育成、さらに、本学の強みである低侵襲医学研究、国際感染症研究などの先端的研究を推進する。

機構長あいさつ

大分は、1557 年にポルトガルの医師ルイス・デ・アルメイダが日本で初めての西洋式外科手術を行った、西洋医療発祥の地です。 また、大友宗麟、前野良沢、広瀬淡窓、福沢諭吉など、様々な時代に多くの新進気鋭の学者や国際人材を生み出して参りました。
このような歴史を持つ大分県は、平成 29 年度には外国人留学生の数が 3504 人と人口 10 万人に占める割合で全国 2 位となっており、グローバルな視野を持ち世界で活躍する人材を伸び伸びと育成する土地柄であると言ってよいでしょう。

2003年に旧大分大学と大分医科大学が統合して生まれた大分大学は、現在大分市に教育学部、経済学部、理工学部、福祉健康科学部を、由布市に医学部を有する総合大学です。自然豊かな大学キャンパスでは、現在 21 か国から 165 人の留学生が、日本人学生と共に学んでいます。

大分大学国際教育研究推進機構(Institute for Global Education and Advanced Research〔In-GEAR 〕)は国際教育推進センター(Global Education and Intercultural Advancement Center〔GAIA〕) と国際医療戦略研究推進センター(Global Oita Medical Advanced Research Center for Health〔 GO-MARCH〕)の 2 つのセンターの機能を併せ持ったものとして、平成 30 年 4 月 1 日に設置されました。

国際教育推進センターではこれまでも大分大学が取り組んできた双方向での留学生支援、教育及び研究交流をさらに推進・発展させて参ります。

国際医療戦略研究推進センターでは、国際的に評価の高い本学の医学・医療領域におけるネットワークと、これまで培ってきた研究力・医療技術をさらに広く海外に展開するための組織を構築し、国際的な医療の発展や研究の推進に寄与して参ります。

国際人材を世界に向けて輩出する大分大学国際教育研究推進機構の活動に対し、今後とも皆様の一層のご理解、ご協力、ご支援を賜りますよう、よろしくお願い致します。

2019 年 1 月
国際教育研究推進機構 機構長 西園 晃